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2021年の振り返りと2022年の抱負(社会人3年目の備忘録)

明けましておめでとうございます。

去年と同じく、自らの備忘録として2021年の振り返りと2022年の抱負を書いていきたいと思います。

また合わせて、2021年の出来事を簡単に残しておこうと思います。

簡単な自己紹介

・2019年4月に新卒1期生として当時50名程度のベンチャーに入社した社会人3年生
・[Keywordmap for SNS](https://keywordmap.jp/sns/)の新規立ち上げからグロースまで一貫して約2年半、一人PMとして孤軍奮闘中
・マネジメント1年生として七転八起中
・仕事一本だと思っていたが、人生観が変わり、自らの「幸せ」とは何かを模索中

2021年の目標振り返りと達成度

2021年の目標を振り返りましょう。 新年には大きく3つの目標を掲げていました。

それぞれの達成度はこんな感じ。

2021年の目標 達成度
ビジネス英語の取得 0%
ユーザーの「不」を探し、価値の創出 60%
API等によるデータ取得の自動実行の構築やSQL力の更なる向上 50%

うーん、なんともイマイチな。完全な未達です。

要因としては、

  • 途中で別の目標を掲げ、そちらに時間を投下
  • そもそも業務時間の増加で時間が不足
  • 明確な目標・計画の不足による実行不足

などがありますが、そもそもの抱負設定にミスがあった気もします。 また具体性も乏しく、実行に至りませんでした。

2022年の抱負

2021年の反省も踏まえ、2022年の抱負はもう少し具体的にしたいと思います。

2022年の抱負

・ビジネス英語への取り組み開始(ひとまずTOEIC800点目指す)
・一人PMからの脱却のための上流業務への注力と権限委譲(背中を安心して任せられる環境作り)
・システム理解の促進(PHPで簡単なWebアプリ作成ができる。ドットインストールを終わらせる。)
・クレー射撃をできるようにする(各種許可証の取得と備品の整備)

またこれまで同様に、週2〜3回の筋トレと1日1決算は継続したいと思います。

但し、何かを始めるためには、何かを捨てる必要があります。

  • やり方を変える
  • そもそもやらない

のどちらかを検討する必要がありそうです。

なぜビジネス英語へ取り組むのか

理由は2つあります。

  1. 30代・40代のキャリアを考えたときに、どのような会社にいても英語が今以上に求められると考えているから
  2. 業務内で日本語で検索する機会が徐々に減っており、より英語を自由に使えるようになりたいと毎回思うから

2つの理由の背景には、「話者の数の違い」が共通しています。 エンジニア不足が叫ばれる中、これまで以上に海外出身のエンジニアとのコミュニケーションが増えることは必然的です。

PMとして社内エンジニアとしてだけではなく、ゆくゆくはオフショア開発なども開発の一つの手段として取り入れていくのがより一般的な流れになっていくと思います。

そのような中で、「選択肢を広げる」を主眼としてこれまでも活動してきたため、本格的に取り組むことにしました。

またTOEIC800点は、なんとなくです。取り敢えず1年目は800点を目指したいと思います。

なぜ一人PMから脱却しようと思ったのか

担当プロダクトの立ち上げからPMとして関わり、ARR1億円を超えた現在、チームが急拡大しています。 2021年が始まった段階では自分も含めて4名のチームが、2021年末には8名のチームになっております。

8名体制になった現在でも、エンジニア6名・QA1名と私(PM)という体制です。

私一人で調査・企画からデザイン・プロトタイプ作成、プロジェクトマネジメントやリリース管理・運用保守まで開発以外の全工程を担当しています。

そのような状況の中で、これ以上のチームの成果創出のためには下記の2つを進めていく必要があると考えております。

  1. デザイン業務のデザイナーへの分業化
  2. PM業務の分担と権限委譲

上記を行うためには、

  • チームの目的・目標を明確化し
  • 意思決定基準を言語化・統一化

することが必要です。そしてこれからは、結果的にプロダクトマネジメントのより上流である「why」のさらなる深掘りが必要だと考えております。

なぜシステム理解に時間を使うのか

引き続きソフトウェアを作っていく上で、まだまだ分からないことばかりです。 エンジニアと会話しながら、こっそりGoogleでキーワードを検索するなんてザラにありますし、エンジニアと話す中で工数の想定が大きく異なることもあります。

当然チーム開発と個人開発では異なることも多いですが、最低限の開発知識は身に付けることで、より確からしい意思決定を行い、お客様の「不」を解決しながら、ビジネス成長も遂げて行けるようにしたいと考えております。

ひとまずドットインストールで学習を進めているので、1月中に関連レッスンは終わらせます。

その後は自分が興味のあるデータの取得・集計などをローカルでDB作成したりして遊びたいと思います。

なぜクレー射撃を行おうと思ったのか

クレー射撃は、完全に憧れです。

中学生から高校生の頃、FPSというシューティングゲームにハマっておりました。

そこからゲーム自体は一切やらなくなったのですが、高校生の頃にぼんやりとテレビで見たクレー射撃を行っている誰かの姿に憧れていました。

あまりお金を使う趣味もなく、ゴルフなども行う気はない中で、興味があり、話のネタとしても面白く、比較的年齢に関係なく行えることなど、多面的に見て始めようと考えております。 ※本当は2022年1月に講習を受ける予定だったのですが、引っ越しの関係で振り出しに戻ってしまい...

2021年の詳細な振り返り

2021年の総括としては、自ら目標を決めて行動しない限り、この先の人生はボヤッとしてしまうなと感じたことです。

社会人3年目として、目の前の仕事に食らいついて過ごしてきた1〜2年目から余裕が出てきました。

一方で振り返りを行っていても、イマイチぱっと「〇〇ができるようになった!」ということがすくなくもやっとしたのも事実です。 ※1on1でも悩みを伝えたところ、「ピープルマネジメント」や、「なんとかする力」など見えないスキル(?)は確実に伸びていると言われていますが。

上記より、2022年はプライベートでも「目標と期限を決めて取り組む」という至極当たり前のことを再度実践していきたいと思います。

SMARTな目標を立てないとです。

<参考>ゴールはビジョンの具現化、目標はゴールの定量化

私生活の振り返り

継続した活動

1年間を通して継続した活動は主に2つあります。

1つ目は筋トレ。一時期ストレスにより体重が減少してしまいましたが、かなり戻り結果的には体重が2kg減少した状態で着地。

主に足の筋肉が落ちた一方で、腕が多少上がったようです。そして脂肪が減少。

2つ目は決算紹介ツイート。2021年02月28日というなんとも微妙な時期に始め、1日1投稿を行ってきました。

フォロワー数は10ヵ月で+900名のため、1ヵ月90名弱の新規フォロワーが増えた計算です。 ただ、直近は増加が逓減してきていますが、この辺りは1年経過したあたりで振り返りしようと思います。

引っ越しと同棲

2021年11月に引っ越しました。そして同棲を始めました。

後述する価値観に影響を与えた1つ目の要素となります。

引っ越しの前後1ヵ月はほぼ自己投資に時間を使えず、ストレスもありましたが、結果的に良いお家が見つかって良かったです。

これまでインテリアとか一切興味なかったのに、最近は「和モダン」を調べちゃったりしてます。自分でも変化にびっくり。

仕事の振り返り

仕事では、プレイヤーとマネジメントの2つで振り返りたいと思います。

プレイヤー(SaaSのプロダクトマネージャー)

PMとして約2年が経過したタイミングあたりから、未知の経験が減り、既知の経験を応用して対応できることが増えてきました。

一方で、まだまだ不足しているスキル(戦略・戦術をより描き、周りを巻き込む力や、組織構築力)もあります。

一長一短で身につくスキルでもなければ、明確に「コレを身につければ良い」というものでもないため、攻略の道は見えづらいですが、これまで同様に、必要なタイミングでいかに早くキャッチアップして改善していけるかが鍵だと思います。

そのためにも感度高く、違和感に敏感でいることは忘れないようにしたいと思っております。

マネジメント(開発部のマネージャー)

2021年05月に開発部のチーフになり、2021年08月にはマネージャーとなりました。 非常に貴重な経験であるとともに、諸事情で視線も権限も業務も全てが集中する状況になりました。

また意識したこととしては、以下です。

  • チームの仕事をいかに減らすか
  • メンバーがいかに迷わずに行動できるか

総じて、自らの業務が増加してパンク気味になったのですが、これらの経験は後述する価値観に影響を与えた2つ目の要素となります。

自己との向き合い

自己に関しては、2つの大きな事象・変化がありました。

1つ目は、業務や責務の増加による精神的な疲弊です

社会人1年目では、早々にマネージャーや執行役員になってやるぜ!と意気込んでいましたが、いざマネジメントに上がり、数ヶ月でマネージャーになったことで、周りからの期待や視線・要求の変化と、自らのストレス許容度が合わず、吐き気が止まりませんでした。 ※組織の状況や仕組み的に、一極集中になりやすい状況・構造でもあったと思う

またPMとして、マネージャーとして辛さや弱音は業務では当然出さず(出せず)、特に新卒相手となると、お手本にならなければ!という意識もあり、苦しかったです。

その後、幾つか調整したことや担当したプロジェクトが前に進んだことでかなり改善されました。 ※また私は比較的アラートを出せるタイプだったので、早期に上長には相談してました。

但し、この経験から学んだこととしては、以下です。

  • 自らアラートを上げないと、周りは気付けないし、どうしようもない
  • どこまでストレスに耐えられるか、耐えて良いのかは、自分しか分からない
  • 「逃げ」と捉えるか「守り」と捉えるかで、気の持ちようは変わる

2つ目は、「幸福」に関する価値観の変化です

学生時代や社会人1〜2年目では、誰よりも仕事をし、誰よりも早く活躍することが、自分の「幸せ」と考え意気込んでいました。

一方で、社会人3年目でのストレスによる精神的な疲弊や引っ越し・同棲により、これまで考えていた「幸福」の概念が崩れていきました。

人によって「幸せである状態」は異なるため、答えはありませんが、26歳(もうすぐ)の私にとっては、仕事も大切だけど家族や恋人、自分の時間もとても大切。という事に気付きました。

2022年の生き方

抱負は先述した通りです。

生き方としては引き続き、自らの「幸せ」を探しつつ、「幸福度」が最大になる仕事・私生活のバランスを見つけていきたいと思います。

3,000文字で収めようとしたのが、結局5,000文字オーバー...

2022年はSMARTな目標を、比較的短いスパンで自ら立て、行動していく1年としていきます。

読んでくださり、ありがとうございました!

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