今回のイベントクリエイティブな時間をどう増やす?の概要です。
会場ではこんな可愛いクリップを貰いました。
サイボウズとは
1997年8月に創業 愛媛県で創業し、現在は800名程度に成長しています。
企業理念
チームワークあふれる「社会」を創る 「優れたグループウェア」と「チームワーク強化メソッド」の開発と普及
チームワークあふれる会社を創る
サイボウズのマーケティングのこだわり
昔のサイボウズ
これが成功したので、すぐにマザーズ上場。
この成功体験を引きずってしまっていた。
1000社突破した時は、ダジャレのようなイベントも。
紙媒体にも識別子を入れて、全てデータ・ドリブンには最初からこだわっていた
毎週誰かの退職
離職率も28%と、とても高いものに。
現場の変化を必要するとともに、マーケティングにも大きな変化が必要になってくる。
イノベーション理論に従って
- イノベーターにはスペック
- アーリーアダプターなどには、valueを伝える必要がある
- アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガードはさらに変化させた伝え方が必要
つまり、マーケティングとしての伝え方を180度変換する必要が生まれてきた。
インパクトのある面白い広告から、ベネフィットや行動の変化をわかりやすいように伝えるように変化させていった
具体例としては、上記の写真。
具体的なサイボウズのマーケティング
kintoneとは?
データを手軽に管理・活用できるサービスであり、ワークフローなどの実現も可能。
最小人数でイベント運営をするコツ
チームは3人だが、正社員は1人。 他の2人は副業したり、週3日〜4日で出社
Cybozu Days
- コンセプトの変更
- 展示エリアの強化 カンファレンスはセッションを想起させるが、Cybozu Daysによってより展示エリア全体がより活性化するように名前も変化させ、フロア等も変更。
- 会場・トンマナ変更
場所が都内のホテルから、幕張メッセに変更したが、滞在時間が増えるなら一時的に人が減っても良いとの反応が社長から。
イベントの1年半から担当になり始め、4ヶ月前から協賛企業を募集・
説明会は、2ヶ月前がおすすめ。
- 購入者アンケートでの認知きよりつ
- 来場者アンケートでの総合満足度
- 来場者アンケートでの展示満足度
- 来場者数
自社イベントよりも、展示会イベントの方が効率的。
エコシステムの循環という場所を作り上げるのであれば、自社イベントがおすすめ。
PUSHでの通知はしていない。
その理由としては、インサイドセールス舞台がないので対応しきれないのと、何かしらお客様がアクションを起こしてからアプローチするようにしている。
今日のメインテーマ:クリエイティブな時間をどう作る?
効率化の必要性を感じたのは、2016年10月の電通の方の自殺報道。
働き方を訴えているサイボウズから自発的に何かできないか?と。
- zeoはイベント運営制作
- adexが広告代理店
ここから、日経BPさんも入れて3社連合にした感じ。
なぜ日経BPを入れたかというと、最も事務局がしっかりしているイベントを実施されていたから。
業務効率の中でも特に、時間の割合が多いもの。
対策としては、自分の決定できる範囲を広げて意思決定スピードを上げること。
色々な思い。
なぜこのような状態に陥っているのかを考えたところ、
「ステークホルダーから信用されることが、自由への近道だと気づく」
では、信用を得るためにどうすれば良いのか?
- 自分の「やるべきこと、やりたいこと、できること」の中心を意識
- ステークホルダーのステークホルダーを意識
めちゃめちゃぶれてる...
ごめんなさい。
(おまけ)よく使っているツール
ハード
- iMac 27
- Macbook
- iPad Pro
- iPhone
業務システム
- kintone
- メールワイズ(協賛社、来場者さんからのお問い合わせ対応)
- シャノン(来場者様管理)
コミュニケーション
- kintone
- Facebook Messenger
- メール(ごくわずか)
文書作成
- Keynote
- Dropbox Paper
- Pages
制作
- illustrator
ファイル管理
- kintone(社内・制作会社さんとの共有)
- Dropbox(個人)
- box(協賛企業への送付)
メモ
- メモ(Mac/iOS)
- Good Notes(iPad/Mac)
登壇資料
サイボウズの泥臭いマーケティング
活動の目的
- チームメンバーは4人。
これまでは、各回で別のページに飛ばしていたので日程が合わないとすぐに離脱してしまう。
そこから、変化。
クリエイティブを変更し、誰に、何を、どんな情報を伝えるかを明確に。
- 新しくお金を使う方法を考えるよりあるものの中から使えるものを探せ
- 徹底的にユーザーの気持ちになりきれ!
- まずは小さく成功したら、仲間は増える!
3日に1回開催されるセミナー運営術
- 集客改善
- 集客数は3倍に
- 運営チームが創設
サイボウズ式のチームビルディング
サイボウズ式編集部は12人で、新潟で働いている人も。
自由だから成果が出るーサイボウズ式編集長に聞く、「楽しさ重視」のメディア運営術
チームづくりに大切な心理的安全性を担保する
- 他者への心遣い
- 共感
- 理解力
チームは、アイデアの宝庫。
数が多いほど企画は生まれる。
こちらの本は、元PGの音部さんもオススメしてました。
キントーンで作成した、記事作成企画アプリ
まとめ: サイボウズのkintoneすごい!色々できるし、業務効率化も簡単や...
今回はマーケティング視点から、kintoneを使ってどのように生産性を上げ、多様性が増す社会の中で業務効率を目指すかという話が中心でした。
kintone自体は、使ったことが一度あるのですがここまで便利だとは思いませんでした。
例えばマーケティング系のテンプレートみたいなものも用意されており、それらを利用すると簡単に管理できたりするみたいですね。