不動産投資、興味あるよなぁ〜
大家さんとして家を貸し出して不労所得が得られるって、夢ですよね。
そんな夢が、数万円から叶えられる夢のような金融商品が実は2001年に登場していたんです...!!
今回はJ-REIT(リート)という不動産の金融商品について知りたい方向けに、おすすめの本を概要と合わせて紹介いたします。
ランキング | 第1位 | 第2位 | 第3位 | 第4位 | 第5位 |
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本の画像 | |||||
本のタイトル | 図解ポケット はじめてのREIT | はじめてのJ-REIT完全ガイドブック | REITなら、ほったらかしでもやっぱり儲かる! | J-REIT「金メダル」投資術 | はじめての人のJ-REIT 基礎知識&儲けのポイント |
発刊月 | 2021年04月 | 2013年3月 | 2014年12月 | 2013年12月 | 2015年9月 |
ページ数 | 136 | 256 | 219 | 239 | 220 |
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★ |
選定基準や評価軸については、後半に記載いたします。
J-REITの概要と歴史、興味を持った理由
概要と歴史
J-REIT(Japanese Real Estate Investment Trust)は、名前の通り不動産を信託にすることで、投資家が資産を共有することができる仕組みであり、新しい金融商品です。
株式投資やFXと比較すると誕生が新しく、2001年に東京証券取引所に初のJ-REITとして「日本ビルファンド投資法人」と「ジャパンリアルエステイト投資法人」が上場したことを皮切りに、続々と上場する投資法人が増えております。
私が興味を持った理由
私は株式投資を一通り実践しており、個別銘柄や投資信託、ロボアドバイザーなどいくつかの手段で資産分散しております。
より資産分散しつつ、安定的に収益を得たいと考えた時に思いついたのが、不動産投資でした。ただし、不動産投資は元手も必要でリスクも高いため、ハードルが高いと思っていたところ、J-REITに出会い興味を持ちました。
J-REIT(リート)初心者におすすめの本5選
第1位:図解ポケット はじめてのREIT
本の概要
本の目次は以下の通りです。
第1章:REITって何?
第2章:REITのメリットとリスク
第3章:REIT投資の始め方
第4章:REIT投資のコツ
第5章:REIT投資の留意点
簡単な書評
REITの概要からメリット・デメリット、実際のはじめ方から、投資の格言によるアドバイスなどバランスよくカバーされている1冊です。
2021年発行ということで、内容も比較的新しくコロナの話なども含まらているので、今からJ-REITに興味を持って読むなら、まずこの1冊は外せないと思います。
※J-REIT関連の本は、基本2010年代前半に発行されているものが多く、現在と世相が異なるため注意して読む必要があります。
第2位:はじめてのJ-REIT完全ガイドブック
本の概要
本の目次は以下の通りです。
序章:これからますます、REITが値上がりする!
第1章:6%の高利回りの商品も!REITの魅力
第2章:これだけは知っておきたい!REITの基本的な仕組み
第3章:銘柄選びから購入、売却まで成功するポイント
第4章:1万円から「大家さん」になれる!ファンド・オブ・ファンズとは
第5章:これで失敗なし!REIT投資に必要なデータの読み方
第6章:実践編〜REITを買って分配金をもらう〜
第7章:一目瞭然でお得な銘柄がわかる!REIT銘柄完全カタログ
簡単な書評
2015年9月発行ということで、アベノミクスが一定効果を出し、日銀の金融緩和なども踏まえた情勢から、REITの魅力をアピールしています。
銘柄の具体的な選び方について、REITのタイプ別に解説されている点や、投資の格言も用いたリスク管理についても記載されている点が良かったです。
他の本と違い、マクロ的な視点で他金融商品との比較や主要指標と東証REIT指数の連動性も語られており、経済学などに造詣がある人には楽しく感じられると思います。
1位の「図解ポケット はじめてのREIT」と比較して発行されたから、やや年数が経っているため2位となりました。
第3位:REITなら、ほったらかしでもやっぱり儲かる!
本の概要
本の目次は以下の通りです。
はじめに
第1章:今なぜREITが熱い?!
第2章:J-REIT誕生前史からこれまで
第3章:究極のハイブリッド商品「REIT」
第4章:絶対儲かるREIT戦略
第5章:REITの今後とリスク
簡単な書評
2014年12月に発行されているため、他の本と同様にREITの可能性について冒頭で述べられています。ややJ-REITのリスク性について過小評価されている気もしました。
ただし、最後にはしっかりとリスクの詳細についても書かれており、全体で見れば良いバランスになっています。
またREITの仕組みというよりは、より実践的にどれに投資するのか?を考える時に役立つ思考・スタンスが多く、株式投資を経験した人には非常に馴染みやすい1冊です。
第4位:J-REIT「金メダル」投資術
本の概要
本の目次は以下の通りです。
はじめに
第1章:Jリートでプチ大家を目指そう
第2章:Jリートってどんな商品?
第3章:Jリートはなぜ今買いか
第4章:Jリートの買い方指南塾
第5章:Jリートにはどんな種類がある?銘柄の選び方
第6章:予算別 リスク別Jリート購入法
第7章:2014年から始まるNISAはJリートで投資しよう
第8章:「金メダル」候補21銘柄一挙公開
簡単な書評
2014年発行の本であり、当時話題となっていたアベノミクスや東京五輪の影響を大々的に取り上げており、不動産市場全体(J-REIT含む)が今後値上がりしていく!と書かれています。
この時点でEコマースの普及による物流施設の重要性なども語られており、現在の視点から読むとその予想・見解の答え合わせができる点などが面白いです。
全体的にどのREITが良いか?という話が多いため、J-REITの概要だけ理解し、おすすめの銘柄を知りたい人や資産ポートフォリオ例を知りたい人におすすめの1冊です。
第5位:はじめての人のJ-REIT 基礎知識&儲けのポイント
本の概要
本の目次は以下の通りです。
はじめに
第1章:注目の金融商品「Jリート」その波が確実にきています
第2章:絶対に押さえておく!基礎知識と特性&運用の仕組み
第3章:銘柄の選びのポイントから売買ルールまでを把握しておこう
第4章:必ずリスクを理解する!投資に参加するものの鉄則です
第5章:的確な投資判断をするためにデータ分析・検証は欠かせない
第6章:読んで納得!学んで実践!目指すは分配金収入アップ
簡単な書評
2013年3月発行で比較的古めの本です。また他の本に比べて文字が多く、フォントサイズや行間の問題か、非常に読みづらく感じました。
一通りの情報は書いてあるものの、情報の取捨選択が悪い意味でされていないため、教科書のような本。結局どれが大切なの?というのがやや分かりづらく、初心者にはあまりおすすめしづらい1冊。
良い点としては、個別ファンドの株価推移や特徴が書かれている点ですが、既に発行から約10年経っており参考になるか怪しいです。
REIT初心者向けの本の選定基準や評価軸について
本の選定基準
私もREIT初心者だったため、GoogleやAmazonで検索を行いつつ、10冊程度の候補の中からレビューや書評を見て評価が高いものを5冊選んで読みました。
評価軸
初心者向けということで、
・REITの概要を知ることができる
・読みやすいかどうか
・実際に行動に移すために必要な情報が載っている
・銘柄を選ぶ際のポイントが分かる
・金融商品のためリスクについても適切に記載されている
という点を総合的に見て、判断してみました。
REIT初心者向けの本を読んだ後は、実践に
実際に本を読んでみて、いざ始めたい!と思ってもどの証券口座を使うべきか?どれぐらい分散させるべきか?など難しいですよね。
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