日本マーケティング大賞、受賞理由とかめっちゃ勉強になる...!
ニュースを読んでいるときに、日本マーケティング協会が毎年行なっている日本マーケティング大賞を見つけました。
毎年10社程度がアワードとして選ばれるのですが、どのような課題があり、どのような施策を打ち、その結果何が起きたか。そしてどのような点が良いのか。がコメントとして公開されています。
マーケティングをかじっている私としては、これは知識ストックに使える...!と思い、過去の内容も含めてまとめてみました。
これは何か
冒頭にも記載した通り、日本マーケティング大賞の過去受賞作品をまとめたので、感想と実際の事例一覧を共有する記事です。
マーケターを目指す人や、マーケティングに従事している人、事業の成長に責任を持つ事業責任者や経営者も必見の内容となっております。
日本マーケティング大賞の受賞作品一覧
早速、受賞作品一覧を公開します!
と思ったのですが、数も多いですし、色々絞り込みできた方が良いな。と思ったので、スプレッドシートで公開します。
自由にご活用ください〜。
個人的な受賞企業一覧の感想
まとめながら、各年の一定の傾向や流れを箇条書きでメモしました。
落書き程度の中身なので、ご興味ある方はご覧ください。
- 2021年はSNSを絡めたマス広告全体のマーケティングに焦点が当たっている
- 2021年はコロナの影響もあり、コロナへの迅速な対応が評価されている(プロダクトの流通など)
- 2020年は地域活性化やフードロス、SDGsなど社会課題に焦点が当たっている
- 2019年はロングセラー商品の再生・復活などに焦点が当たっている
- 2018年はクラウドファンディングによる応援を通したマーケティング施策などが評価されている
- 2018年はターゲットの興味関心(うんこドリルやクラフトBOSS)と深いインサイトの導出など、深層心理に迫っている
- 2017年は地域特産・地域名産を生かしつつ、SNSやYouTubeといった新しいサービスで工夫したプロモーションが評価されている
- 2016年はデザインや、新しい取り組みなどが評価されている
- 2015年は新たな機会の創出がポイントとなっている。(道の駅の場合、新たな出会い・観光・販売の機会。LINEの場合は、クリエイターの創出機会)
- 2014年は既存のマーケティング手法に囚われない新たな施策が評価されている。また体験(コト)のムーブもこの辺りから生まれている
- 2013年は循環型共創マーケティングが重視されている
- 2013年はマルちゃんの主婦のインサイトや中国での哺乳瓶販売など、人間の根本的な欲求は変化しないという部分に立ち戻っている企業が評価されている
- 2012年はハードからソフトの時代にどうビジネスを広げたかに焦点が当たっている
- 2011年は環境問題への提言・新たな視点の取り入れなどに注目が集まった1年
- 2010年は商品の紹介ではなく、商品を使うことで得られる体験をアピールするコンテンツマーケティング元年
- 2009年は他企業との共創環境・パートナーシップの構築やITによる顧客関係の構築などが評価されている
日本マーケティング大賞のアワード事例をまとめてみて
その時々の世の中の関心ごとに大きく影響を受けているようです。
またプロモーション偏重ではなく、プロダクトも絡めた事業全体でどのような結果を残したか?という点が重視されています。
まとめる中で、飲料系や自動車など、やはりTo Cサービスで広告宣伝費を掛けている企業がアワードとして選ばれることが多いなと思った一方で、コスト0で結果を出しているアワード事例もあるため、やはり知恵や工夫のしがいがあることを改めて感じました。
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