マッチングサービスが普及したなぁ...
お久しぶりです。
Twitter広告にマッチング系のアプリ広告しか出てこないのは、男性にとってあるあるではないでしょうか。
今回は恋活・婚活の事業領域において成長著しいパートナーエージェントの経営概要と今後の婚活市場の伸び代について調べていきます。
- 主要経営指標の推移(パートナーエージェント)
- パートナーエージェントの沿革
- パートナーエージェントのサービス概況
- これまで以上にマッチングサービスは成長が予測される
- まとめ:パートナーエージェントの事業拡大に注目
主要経営指標の推移(パートナーエージェント)
数値出典:株式会社パートナーエージェント 2019年3月期 有価証券報告書
売上高:41億5100万円(前年同月比+1.2%)
経常利益:2億800万円(同-35.9%)
経常利益率:5.0%(同-37%)
売上高は上場後も一貫して右肩上がりですが、第13期(2017年)から伸び悩んでいます。
また同時期から経常利益率も下降傾向にあります。
パートナーエージェントの沿革
2004年6月 :株式会社ドリームドアとして、設立
2008年5月 :(現)株式会社パートナーエージェントへと商号変更
2015年10月:東証マザーズ上場(証券コード:6181)
2019年4月 :株式会社メイションをグループ化
エン婚活エージェント株式会社を持分法適用関連会社化
直近でM&A等を行い、事業規模を拡大することにより事業ポートフォリオの拡張を図っております。
本業であるパートナーエージェント事業による利益を新事業に回している状況ですね。
パートナーエージェントのサービス概況
出典:株式会社パートナーエージェント 2019年3月期 有価証券報告書
数値出典:株式会社パートナーエージェント 2019年3月期 有価証券報告書
- パートナーエージェント事業
- 専任コンシェルジュによる高い成婚率を実現する婚活支援サービス「パートナーエージェント」
- ファスト婚活事業
- 婚活パーティーサービス「OTOCON」
- 各種オンライン婚活支援サービス
- ソリューション事業
- 婚活支援事業者向け会員相互紹介プラットフォームサービス「CONNECT-ship」
- 地方自治体向け婚活支援サービス
- 企業向け婚活支援サービス
- QOL事業
- 結婚式場紹介サービス「アニバーサリークラブ」
- ブライダルリング「LITO Diamond」
- 企業主導型保育サービス「めばえ保育ルーム」
- 保険代理店サービス
全体の売上高において、本業のパートナーエージェント事業が約7割を占めます。
一方で直近ファスト婚活やソリューション事業、QOL事業の伸びが著しいため、今後の売上高はパートナーエージェント事業以外が牽引する可能性が高いです。
※上記サービス概要には、2019年4月にグループ化・関連会社化した株式会社メイションとエン婚活エージェント株式会社は含まれていません。
これまで以上にマッチングサービスは成長が予測される
一部出典:マッチングエージェント発表「国内オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場規模予測」
マッチングエージェント(CA子会社)が発表している「国内オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場規模予測の予測変化を見ると、2018年予測と比較して2019年予測の方が2023年の市場規模が約100億円も伸びています。
それだけ新たな出会いが増えているんですね。
まとめ:パートナーエージェントの事業拡大に注目
インターネットの黎明期は、出会い系サービスと呼ばれていましたが、今では「マッチング」と世間の恋愛観もかなり変化しています。
特に若い世代(スマホネイティブ世代)は、マッチングアプリやパパ活など日常に自然と入り込んでいます。
今後この市場はますます効率化・高品質化(安全・安心)が促進されていくでしょう。
引き続き注目したい市場の1つです。
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