2019年3月25日(月)に開催された#20代マーケピザのまとめです。
自分は参加できなかったのですが、Twitterのタイムラインを遡りつつ、どのような質疑応答があったのかをざっとまとめていきます。
Q&Aはあくまでもタイムラインから予想できる言葉にしています。
異なる解釈や、そもそも質問として出ていない可能性もあるのでご了承ください。
また参加された方は、ぜひご指摘などいただけると嬉しいです。
- Q1: インフルエンサーマーケティングは単価が高い(海外比)が、最適な方法は?
- BtoBマーケティングで重要なことは?
- データを使ったマーケティングに必要なことは?
- 今の時代に本を販売するマーケティング戦略とは?
- マーケターが意識すべきことは?
- マーケターが勝つために必要な力は?
- マーケティングを提案するときに意識すべきことは?
- まとめ
Q1: インフルエンサーマーケティングは単価が高い(海外比)が、最適な方法は?
そもそもマーケティングは広告だけではない。
まずは施策を打って、その結果を振り返るのが大事。
まずは行動・実践してみること。
失敗が怖いって?
失敗しても、広まらないから誰も知らないだけ。
他人と同じ指標でやると、同じ結果しか出ない。
自分で試してみて、バズった基準がないといけない。
“#行動格差”
インフルエンサーマーケティングに拘るのではなく、寧ろターゲットに合う訴求方法を模索していくのが良い。 訴求軸を明確にし、ターゲットに対して訴求できていない部分を埋めるために、どのような手段を使うかを考えるのが良い。
1つの方法として、プレスリリースがある。
プレスリリースは相手(特にメディア)にとって価値がある情報を提供しないと意味がない。
また価値があるかないかは、受け手次第。
受け手にも、
- イノベーター
- アーリーアダプタ
- アーリーマジョリティ
- レイトマジョリティ
- ラガード
がいるので、各層に刺さる言葉は異なる。
因みにマーケティングで最も怖いのは、「忘れられること/関心を持たれなくなる」こと。
マーケターがプロダクトを弄れるなら、プロダクトを変えていく方が良い。
BtoBマーケティングで重要なことは?
第一にプロダクトが良いこと。
第二に利益率が高いこと。
因みに、市場を選択する際には以下の本がオススメ。
データを使ったマーケティングに必要なことは?
まずは分析軸を決めること。
データマーケティングは、どのようなデータを集めるか決めるところから始まる。
既存のデータを必ずしも利用する必要はないし、寧ろ利用できるか吟味する必要がある。
大事なのは、データを細切れにせず、重要な数字を見つけることから。
分析は2軸。
今の時代に本を販売するマーケティング戦略とは?
- Amazonで予約1位を獲得
- テスト販売で実績を
- 購入者と繋がりを作る(RTとかリプとか)
- 著名なインスタグラマーとのコラボをする
転職の思考法の北野さんとか、ファクトフルネスの上杉さんが上手でしたね〜!
マーケターが意識すべきことは?
マーケティングは、余剰の利益でさらなる利益を生み出すことが使命。
つまり会社のお金を使って、より大きな利益(果実)を取りに行く仕事。
そのためには、ビジネスモデルやPL/BS/CFを理解しなければならない。
一人当たりの獲得にかかる費用と、得られる利益は?と考えていく。
マーケターが期待されるのはリターン。
足立さんをはじめ多くのマーケターの方がおっしゃってますね
前回の大型#20代マーケピザでも同じような話を。
足立光さんの著者はこちら。
マーケターが勝つために必要な力は?
マーケターが勝つために必要な力は、自分で考える力。
ユーザーインサイトは目や数字には現れにくいもの。
だからこそ想像力がマーケターには求められるし、ソリューションとしてユーザーの悩みに寄り添うプロモーションを行う必要がある。
自分たちの能力で悩んでいるユーザーの望みを叶えてあげることが重要。
マーケターはリサーチだけではなく、実際のユーザー目線を持つために自分自身がユーザーになるのが良い。
マーケティングを提案するときに意識すべきことは?
- 行き先を決める
- 母数を決める
- 予算を決める
段階を踏んで施策を打つことが重要であり、いきなりCMを打ってしまうと即死する。
まとめ
マーケターは「相手の価値の変化量」を生み出すことが仕事。
- 自社の利益を生み出すのか?
- 相手の会社の利益を生み出すのか?
徹底的に目の前のそれぞれに向き合いつつ、行動していくことが重要。
またマーケターは
- 徹底的に考え尽くしながら、良きユーザーであること
- 財務関連は理解すること
- 行動すること
が重要ですね。
▼僕が参加した#20代マーケピザでの気づきはこちら!
決算資料の読み方はこの本がオススメです。