少額自動分散投資!WealthNavi(ウェルスナビ)のメリット・デメリット・特徴を詳しく解説!
今回は、ノーベル賞受賞の理論をベースとした世界水準のアルゴリズムで資産運用をする事で他のロボアドバイザーサービスとは一線を画す
「投資経験者に選ばれているロボアドバイザー「WealthNavi」 (ウェルスナビ)」
を紹介したいと思います。
最近は仮想通貨やFXなどでかなり話題になっている投資・投機ですが本来は数十年単位で資産を運用し、金融資産を増やしていくのが重要です。
僕も投資歴は5年以上と、この歳にしては非常に長いと思います。
また大学1年生の時は、パソコンを並べデイトレードもしましたが、最近はもっぱら自動分散投資(ETF)などを利用しているので、これから始めようと思ってる人は必見です!
WealthNavi(ウェルスナビ) で全自動の資産運用を
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- 少額自動分散投資!WealthNavi(ウェルスナビ)のメリット・デメリット・特徴を詳しく解説!
WealthNavi(ウェルスナビ)とは
今回紹介するサービスは、働く世代が金融資産を安全かつ楽に運用できるようにという願いを込めて始まっています。
前回の記事で、日米の金融資産運用の仕方でかなり差がある事をお話ししました。そこに課題感を抱えていたそうです。
WealthNavi’s History
働く世代の誰もが、安心して資産作りを任せられる存在へ。
ウェルスナビを創業した柴山和久の「新しい金融インフラを作りたい」
という思いはこうして生まれた。
WealthNavi(ウェルスナビ)が採用するETF(分散投資)のメリット・デメリット
そもそも、WealthNavi(ウェルスナビ)も採用しているETF(分散投資)について簡単に理解しておきましょう!
ETFは、“Exchange Traded Funds”の略で、「上場投資信託」と呼ばれています。
ETF(分散投資)のメリット
ETF(分散投資)のメリットは大きく4つあります。
- プロが構築したアセットアロケーションなので安心
- 1本のファンドで価格変動リスクを回避できる
- 少ない資金で分散投資ができる
- リバランスも自動なので運用がラク
つまり、プロの投資力を使いながら、リスクヘッジも自動でできる優れものといことです!
ETF(分散投資)のデメリット
一方で、デメリットも確認しておきましょう。
- 手数料が割高
- 資産配分のカスタマイズができない
- 投資内容がわかりにくい
- タイプによってはリスクが高いものもある
- 注意すべきファンド・オブ・ファンズもある
一般的には、自ら投資するものに比べると手数料は若干高くなりますが、あまり気になりません。
また、あらゆる債券や株を混ぜた金融商品としてパッケージ売りなので、カスタマイズは出来ず、また投資先がどのようなところなのかも分かりづらいです。
さらに、そのようなETFなどを作って金融資本を運用している会社に対して投資を行ってる場合は、もう訳が分からなくなります笑
WealthNavi(ウェルスナビ)のメリット・デメリット
さて、上記では分散投資のメリット・デメリットを見ました。
WealthNaviの場合は、どのようなメリット・デメリットがあり、分散投資と比べて何が異なるのかも一緒に確認しておきましょう!
WealthNavi(ウェルスナビ)のメリット
簡単ではありますが、メリットを他のサービスと比べながら見て行きたいと思います。
- 完全自動で取引
これは、ロボアドバイザーを利用したサービスであれば一般的です。
しかし、入金を終えた段階ですぐに個別のリスク許容度に応じてポートフォリオを組んで運用を開始してくれます。
一般的に、自ら投資をするとなると各社の業績を見たり情報を調べたりするなどいろいろな手間がかかりますが、WealthNavi(ウェルスナビ)の場合はそのような手間は一切必要なくなります。
- お金はいつでも引き出すことが可能
これも投資信託系などでは珍しいのですが、出金希望額を指定してから3営業日で口座に入金されます。
そのため、少しでもリスクなどを感じた場合はすぐに出金指示を出せば大丈夫です。
- 業界最大手
ロボアドバイザー系のサービスでは、WealthNavi(ウェルスナビ)は業界最大手です。
他のサービスとしては、
①THEO(テオ)
②楽ラップ
などがあります。
①THEO(テオ)の場合は、分散投資の種類がさらに多いためリスク分散されます。
また最低投資金額が1万円からなので、投資しやすい面があります。
しかし、既に分散されているETF(分散投資)を更に多くの種類に分散させる必要があるかは、各個人で考えて頂けたらと思います。
また、投資の場合WealthNavi(ウェルスナビ)は最低投資金額が10万円ですが、それらが多くに分散されると考えると、10万円でもかなりギリギリだと思いますので、出来れば10万円以上投資するのが良いと思います。
②楽ラップの場合は、後発サービスのためWealthNavi(ウェルスナビ)やTHEO(テオ)に比べると、若干魅力が弱い気がします。
- DeTAX機能
「DeTAX(デタックス)」とは、配当やリバランスなどによって生じる税負担が一定額を超えた場合に、ポートフォリオ組み入れ銘柄の中に含み損がある銘柄があった場合、その銘柄を一旦売却しすぐに買い戻すことによって損を計上することで、その年の税負担を軽減することができます。
つまり、ポートフォリオを崩すことなく自動的に税金対策をしてくれるということです。
- スマホアプリが快適
WealthNavi(ウェルスナビ)には、スマホ対応のアプリがiOS用もAndroind用もあります。
スマホで適宜指示を出すこともできるため、非常に便利ですし、洗練されいてるため見やすい画面になっています。
WealthNavi(ウェルスナビ)のデメリット
次にデメリットも確認し、対処についても考えておきましょう。
- 損するリスク
投資なので当然と言えば当然なのですが、損をするリスクもあります。
一時的な金融ショックなどがあれば、それによって一時的に損失を被ることもあるでしょう。
しかし、株価を長期で見るとわかるのですが、長期的に株を持つことでそのようなリスクをかなり低くすることができます。
またWealthNavi(ウェルスナビ)が試算している1990年以降、積立投資を行い運用している場合の資産評価額と累積元本額が以下のような図で表されています。

図からも分かる通り、一時的な株価ショックを含めても、その後回復するのが一般的なため(株の評価を決めている会社の価値は大きく変化していないため)長期保有することで、デメリットを軽減することができます。
- ロボットアドバイザーは新しい投資手法
WealthNavi(ウェルスナビ)やTHEO(テオ)など、自動的にポートフォリオを組んで取引をしてくれるロボットアドバイザーは新しい投資手法です。
2010年以降急激に増えてきたAIなどの分野が利用されているため、株の歴史の中では新しい歴史であることは認識しておく必要があると思います。
取引アルゴリズムなどは公開されているため、不安な人は確認してみることをお勧めします。
https://www.wealthnavi.com/image/WealthNavi_WhitePaper.pdf
- 手数料が高い
WealthNavi(ウェルスナビ)は手数料が1%です。
これを高いとみるか、安いとみるかですが、自分で分散投資先の投資信託(海外ETF)を運用する場合は手数料は0.11%-0.14%です。
この差は、ロボアドバイザーの運用費などが含まれていますが、それ以上に利益が出てくれれば非常に安いと思います。
因みに、1%の手数料の中には
①入金積立手数料
②為替手数料
③売買委託手数料
④為替スプレッド手数料
⑤リバランス手数料
なども、全て含まれています。
そう考えると安くないですか?
WealthNavi(ウェルスナビ)の特徴
次にWealthNavi(ウェルスナビ)の特徴を述べていきたいと思います。
- 運用アルゴリズムが公開されている
先ほども述べた通り、ロボアドバイザーの運用アルゴリズムが公開されています。
また、日本初のサービスであるため日本語でのホワイトペーパーが存在するため、一度ざっくりと目を通すだけでも非常に面白いと思います。
- 運用はドルで取引
WealthNavi(ウェルスナビ)は、円建てでの取引ではなく、ドル建てでの取引になります。
これはいくつか理由があるのですが、為替の影響を利益にさらに反映させることができるようになります。
円安になればなるほど、利益はより大きくなるということです。
- 取引手数料は長期運用で割引される
WealthNavi(ウェルスナビ)では、運用年数によって手数料を割り引く
「長期運用における手数料割引」
制度があります。
最大で、1%の手数料が0.9%まで下げる事ができます。
運用金額によって手数料割引のスパンが変化します。
入金が200万円以上かどうかで変化します。
基本的には、6ヵ月に1回0.01%か0.02%手数料割引が効きます。
入金額 | 経過年数 | 手数料割引幅 | 取引手数料 |
200万円未満 | 5年 | 0.01% | 0.9% |
200万円以上 | 2.5年 | 0.02% | 0.9% |
- 最低投資額が10万円から
これまでは、最低投資額が100万円でしたが2017年あたりから30万円に変化し、今では10万円まで敷居が下がってきました。
10万円であれば、ちょっと頑張って貯めた上で、その後は積立投資にする事で資金を運用する事が可能になります。
また、銀行に預けてもほとんどつかない利子をもらうぐらいなら投資をする方が、ファイナンシャルリテラシーは高いのではないかなと思います。
WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の違いは?
では実際に僕が自動積立分散投資を始めるときに迷ったTHEO(テオ)と比較して、なぜWealthNavi(ウェルスナビ)にしたのかを説明していきたいと思います。
1つ目は、僕が検討を始めた時にSBI証券と提携していたのがWealthNavi(ウェルスナビ)だったからです。
現在では、THEO(テオ)もSBI証券と提携を結んでいるのですが、検討段階ではまだでした。
2つ目は、上記と同じなのですが、取引のアルゴリズム、ホワイトペーパーによる公開がされていたのが、WealthNavi(ウェルスナビ)だけでした。
こちらも現在は、どちらも公式ホームページで公表されています。
そして、何よりこれは大きな選択肢の1つになったのですが、DeTAX(自動税金最適化機能)がWealthNavi(ウェルスナビ)にあった事です。
上記でも説明しましたが、取引などを自動的に調整し、損益分にかかる税金を最小化してくれるものです。
正直、アルゴリズムによる取引において、運用の利回りはそう大きく変化しないのではないかなと思っています。
その理由としては、分散投資により市場全体の動きを受けやすい事が主な理由です。
特にインデックス投資と呼ばれる、市場の動きを表すインデックス(日経225とか、TOPIXとか、ダウ指数とか)と連動した値動きを目指しているものが多いからです。
インデックス投資と相対するのが、アクティブ投資です。
こちらは市場の動きに関わらず、積極的な投資を行う事でハイリターンを狙うものです。
しかし、こちらはハイリターンを狙う分、ハイリスクです。
またこれらは手数料も高くなるため(取引回数などもインデックスに比べて増やす必要がある)、結果的にインデックス投資の方が利回りが良いなんてことも多々あります。
まぁ、そんな理由で税金対策される方が結果的に、同じ利回りでも利益は増えるんじゃないかと思ってウェルスナビ で運用しています。
【継続更新中】ウェルスナビの運用実績はいかに?!
おすすめ:WealthNavi(ウェルスナビ)で自動積立分散投資を行いお金に働いてもらおう!
さて、ここまでWealthNavi を紹介してきました。
どうでしたか?
日本においては、銀行にお金を預けていてもほとんど利子は付きません。
0.001%とか。
一方で、日本の貯金率は他国に比べても高くなっています。
他国ではお金に働いてもらって、よりお金を増やすことが一般的です。
日本ではどうしてもリスクに目が行きがちですが、余分資産で少しずつ投資を行ってみたらいかがでしょうか?
WealthNavi(ウェルスナビ) で全自動の資産運用を
WealthNavi Inc.無料posted withアプリーチ