リクルートキャリア主催!!「GLIP」に参加させてもらってました。
さて。2017年9月。
リクルートキャリア主催のインターンシップ「GLIP」に参加させてもらっていました。
もう半年ぐらい経つのですが、ちょうど振り返りも兼ねて体験を書いていきたいと思います。
長くなりますが、写真も沢山あるので楽しんで読んでくれたら嬉しいです!
- リクルートキャリア主催!!「GLIP」に参加させてもらってました。
そもそも「GLIP」とは。リクルートキャリア主催の海外渡航インターンシップ
リクルートキャリアとは
株式会社リクルートキャリアは、株式会社リクルートの人材採用系事業であるHRカンパニーと日本最大級の転職エージェントである株式会社リクルートエージェントとの統合により、2012年10月1日に誕生しました。
事業の柱は、個人のキャリアと企業の人材戦略に向けた支援サービスです。私たちはこの事業を通じて、グローバル化、少子高齢化と構造が大きく変化する日本社会に、新しい活力や成長を生み出していくことを目指します。
プログラムの概要
詳細はこちらのページに記載してありますが、簡単にまとめると
- GLIPとは「Global Leadership Intern Program」の略
- 国内事前研修とミャンマーでの海外インターンシップ
となります。
参加まで
参加までの流れとしては、個人面談・面接が複数回設置されています。
2回〜3回の人が多かったようですね。
自分の場合は3回でしたが、2回目終わった段階で
「パスポート用意早めに用意しといてね!」
と言われたので、ある程度2回目で目星はついてるのでしょうか。
その後3回目が行われ、実際に渡航が決まったのは渡航50日前ぐらい。
その後、パスポートに期限が切れていたりしたので、急いで発行しに。
後に知ったことですが(インターン冒頭のお話の中で)、倍率は100倍を超えていたみたいです。
かなり広告も出し、何度か締め切りも延長していたので、様々なバックグラウンドの子を集めていたのかなと思います。
ついに開催!リクルート本社からスタートする「GLIP」
さて、渡航決定から特に何をするわけでもなく。
ぼーっとしてたら開催日になってました笑
渡航前に何か準備する必要も特になかったので、普段と変わらず電車に乗りリクルート本社へ。
このインターンは大きく分けると、2つのパートがあります。
- リクルート東京本社での研修2日間
- ミャンマーに渡航しての7日間
東京研修
さて、このインターンシップ。
最初の2日間は東京での研修になります。
主に行うことは3つ。
- 自己の振り返り
- このインターンシップを通した自分の目標
- 派遣先企業の事前課題への取り組み
です。
自己振り返り
アイスブレイクなどを行なった後、このインターンでのメンバーとメンターさんが発表されます。
そしてとにかく過去の自分と向き合います。
恥ずかしいぐらいに自分の本音を出し合って、チームでお互いに色々と指摘したり。
内省内省内省。
そんな中で食べたご飯がこちら。
初日のお昼ご飯です。
豪華で最高ですね。
そして2日目はこちら。
こちらもヘルシーかつ色鮮やかで凄い。
これがリクルート力か。と話してました笑
そしてここで話の乗っ取りとか色々事件も。
GLIP期間中の目標設定
さて、2日目には今までの内省から見えてきた、このインターンシップを通して自分がどうなりたいか。
をみんなの前で発表します。
40人ぐらいに見られてるし、カメラあるし、マイクもあるし、緊張MAXです。
一人ずつ自分がインターンを通して「実現させる」目標を宣言し、その宣言に対して他の全員がポストイットに素直に感じたことを書いて、宣言した人に渡してあげます。
僕の場合は、こんな感じで貰えました。
今思うと非常に大切なものだなと思ってます。
そして、その後チーム発表などもあり、いざ事前課題へ。
早速残業です。
20時にリクルート本社を出たのですが、東京駅にあるマクドナルドに直行し作業。
これはメンバーのみんなとメンターさんです。
もう戻ってくることはないのでここで記念にパシャり。
どれがメンターさんか分からない。
GLIPの大部分を占めるミャンマーへの渡航と経験
さて、3日目以降いよいよミャンマーです。
成田空港に集合し、みんなで飛行機へ。
チーム編成
上記でも少し触れたチームですが、僕たちの班は6人メンバーだったのですが、
ミャンマーの派遣先企業へは更に半分に分かれ、3人ずつになりました。
他のチームは2人のところもあったり。
派遣先企業
僕たちのチームが派遣されたのは、
「J-SAT」
です。
1998年にヤンゴンにて誕生したミャンマー専門の日系企業です。
日系企業といっても、社員さんの大半は現地の方。
業務内容としては、
- ミャンマー総合進出コンサルティング
- ミャンマー人材紹介・派遣
- リサーチ・企業マッチング
- 視覚障がい者自立支援
など行なっています。
業務内容
僕たちがこの会社で行う業務内容は、
「現地の中間管理職候補に抽象的思考能力を身につけさせる研修プログラムの作成」
というものでした。
この文章を日本語で見てもパッと頭に入ってきません。
最初与えられた時は非常に難しそうだなという印象を。
現地でしか感じられない現地体験
ここからは感じたことをツラツラ書いていこうと思います。
しかし、この現地体験が僕にとっては非常に貴重な体験でした。
空港周辺は雰囲気がピリピリ?
業務の前に、まず僕が感じたのは日本とはやはり異なる空港での雰囲気でした。
空港の入り口には小銃を持った警察の人がたくさん。
しかしちょっと近づいて話しかけてみると、知っている日本語を喋ってくれたりと
フレンドリー。
流石に銃の写真とかはNGの雰囲気を察したので辞めました。
ホテルへ
さて、今回の宿泊施設になるのはこちら。
非常に綺麗なホテルでした。
しかし難点が一つ。
この時はまだ知らなかったのですが、
「夜の12時から朝5時ぐらいまでシャワーのお湯が出ない」
という。これはのちに地獄を見ることに。
派遣先の会社について
ヤンゴンへの入り口です。
綺麗ですね!
ここでもインフラの違いを感じたのですが、道路に白線は一応引いてありますが
「関係ありません」
普通に3車線のところを5車線ぐらい通ってます笑
また横断歩道的なものがないところも多いので、車の間をすり抜けて渡っていきます。
交通量が多いので、速度的には30kmぐらいしか出てないのですが、車道の真ん中で車が前も後ろも通過していくのはスリルしかありません。
さて、こちらが今回の僕たちが派遣された企業が入ってるオフィス。
あれ?日本と変わらないんじゃね?と思ったそこのあなた。
そうです。このビルはミャンマーの首都ヤンゴンの中でも、最もど真ん中に立っています。
それもこのタワー以外はほとんど高層ビルはありません。
ビルから見たミャンマーの景色。
夕日がめっちゃ綺麗ですね。
また現地の風景として
中心部です。
道路はすごい真っ直ぐで遠くまで見通せます。
しかし一歩路地を入ると、
このような2階建ての建物がずらーと並んでます。
この消防車は日本から寄付されたのでしょうか。
フロント部分に日本とミャンマーの国旗がプリントされてます🇯🇵×🇲🇲。
業務中に感じた事
朝9時から18時まではオフィスにいたり、現地調査をしていたのですがまず社員さんが非常にふわっとした時間感覚を持ってる印象がありました。
これは現地の日本人の方ともお話ししたことですが、やはりまだまだ日本と比較すると時間に対しての効率性などは概念としてないらしいです。
しかし、それはいずれ付いてくるものではないかなと思います。
例えば15時ぐらいになるといつもお菓子を配り始めるニコニコしてる通称出っ歯ちゃん。
本当に笑顔で嬉しそうにみんなにお菓子を配ってるのが素敵でした。
また外で消防車のサイレンの音が鳴ると、一斉に窓側にみんなが集まり眺めたり。
凄い好奇心旺盛で、非常に純粋な心を持っていると思いました!
マッサージ店&日本語学校へ
さて、1日目の午後にはJ-SAT関連企業の視覚障がい者の方が働いているマッサージ店、
「GENKY」
へ行ったり、
「日本語学校」
へ行ったり。
日本語学校では現地の大学を卒業した人が日本で働くために勉強をしてます。
実際に日本語の勉強を始めて8ヶ月目のクラスの生徒の人たちとお話をしました。
この日本語学校では10ヶ月目には日本の企業に就職します。
つまり、9月の時点でもう就職先は決まっていたので日本の県名なども詳しく知ってました。
また、日常会話とビジネス会話の間ぐらいのレベルなら普通に会話できたので、
その習得の早さにも驚きを覚えました。
日記の一覧です。
綺麗な日本語を書いていて感動しました。
また次の一枚は衝撃を受けました。
この文章では、
- 日本の高い技術力を学び、ミャンマーの発展に貢献したい
- みんなでミャンマーを良くしよう
と書かれています。
この文章から僕は2つの衝撃を受けました。
1つは、日本の技術力の高さを身を持って体験した事で、より日本人として誇りを持つとともに驕らずに、更に日々努力し、期待を裏切ってはいけないと思った事。
もう1つは、国の発展を考えている事です。
日本の同じ世代の人が、日本国をどれほど良くしようと本気で思ってるでしょうか。
この日記に限らず、他の人も皆ミャンマーを成長させるのは自分たち。
という意識が非常に強く、素敵なhungry精神だと思っていました。
これは僕も忘れずに持ち続けるべきだなとも。
またこのような感じで日本の文化についても詳しく勉強しています。
僕たちも知らないようなことをたくさん。
シュエダゴン・パゴダへ
さて、4日目の夜にゼネラルマネジャーの森川さんにシュエダゴン・パゴダを案内してもらいました。
ここは寺院のため土足厳禁。
また外国人は入れない場所などもありました。
中も金が多いです。
このような伝統的な寺院の中にもATMがしっかりと設置されていました。
また入り口には警備の人が立っていて、荷物検査なども。
これが有名なシュエダゴン・パゴダです。
チームのともちゃんとぎょうちゃんと記念撮影。
現地の食事
シュエダゴン・パゴダに行った後現地の人しか知らないと言われるカレー屋さんへ。
森の中をグルグル走って到着したところは、本当に現地の人以外は行かない。というより行けないだろうと思われる場所。
そして料理はカレー。色々なカレーがあります。
これ全部カレーです。
最初はちょっと見た目に躊躇しましたが、食べてみると,,,
「めちゃめちゃ美味しい」
ミャンマーで食べたご飯の中で最も美味しかったです!絶対に。
その他にも現地ではこんなご飯を食べました。
ポテトと肉ですがこれで120円ぐらいだった気が。
焼き鳥です。
日本の焼き鳥とは違いちょっと動物の形が残ってたり。
こっちは高級ショッピングセンターの中に入ってる、外務省とか経産省の人とかも良く食べるらしいやつです。
ピリ辛でしたが、美味しい。
しかしカレーは超えられなかった気が。
現地のエナジードリンク
現地では途中からレッドブルとSharkにお世話になりました。
どちらも容器(缶)は金色。
そして炭酸は入ってないので、砂糖水です。
どっちも50円ぐらい。
非常に安いです。
自分は炭酸入りの日本のものよりこっちの方が好きでした。
お土産に4本ぐらい買ってしまいました。
Sakura Tower
今回のJ-SATのオフィスが入っていた
「Sakura Tower」
ですが、いろんな会社のオフィスも入ってます。
三菱商事のヤンゴン支部とか。
朝日新聞のヤンゴン支部とか。
色々な人との出会い
さて今回のインターンで色々な人とお会いしました。
こちらはインターン先の、ゼネラルマネジャーの森川さんとマネジャーの中山さん。
非常にお世話になりました。
こちらも森川さんと中山さん、そして社長の西垣さん。
非常に厳しいフィードバックなども頂きましたが、その分学びも本当に大きかったです。
またJ-SATで長期インターンをしている福地さん、原さん、岩崎さん。
たまたま経産省から現地調査に来ていた須藤さん、座っている席が近かったので色々とアドバイスを頂いたり、オススメの場所聞いたり。
非常に面白い方でした。
また、たまたまご飯食べていたら出会った慶應義塾大学の教授。
懇親会に飛び入り参加して来てくれた三菱商事ヤンゴン支部の方。
さて、そして今回のインターンのチームのメンバーだったみんな。
あるホテルでの夜(多分2時前とか)
毎日20時から振り返りがあったのですが、毎回一番長く残ってましたね笑
最後はこんな感じでお互いに付箋を貼りあったり。
また最終日には今後の未来に向けての宣言。
またみんなから付箋をもらいました。
帰国
あっというまに1週間が過ぎ帰国へ。
たまたま空港で別の方のお見送りに来ていたインターン生の福地君と。
そして飛行機に乗り、無事成田空港に到着し、パシャり。
今回のGLIP参加メンバーはみんな本当に芯が強い人が多く、尊敬できる人ばっかりでした。
ゆっきーさんもありがとうございました。本当に。
GLIPアフターイベント!主催:リクルートキャリア
11月の下旬。
渡航から2ヶ月近くが経ち、アフターイベントが開催されました。
久々のサウスタワーです。
今回は振り返りが中心でした。
しかし、ミャンマーでの経験をしっかりと振り返る機会として良かったです。
そしてアフターイベントの後のアフター。
まとめ: 「GLIP」でしか味わえない最高の体験
まずは色々な人に本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
また、インターネットなどの二次情報も大切ですが、やはり現地の人のお話を直接聞き、一次情報を集める大切さを知りました。
また色々と問題が注目されがちで、僕たちが渡航した時はちょうどロヒンギャ問題が一気に国際的に話題になった時で若干の心配もありました。
しかし、一度国内に入ってしまえば皆普段通りの生活をしているというのも事実です。
確かに問題もありますが、全てがそれだけではない事もまた注意する必要があると感じました。
とにかく、この経験では自分の目で見て話して確かめるのが重要だなぁと常々感じていました。
この経験を与えてくださったリクルートキャリアのGLIPの関係者の方々、ありがとうごいざました。
またGLIPのメンバー、特にDteamのみんなは本当にありがとう。
これからも頑張っていこうと改めて思いました。