日常的にパソコン持ち歩くけど、充電器重い...
普段から13インチのMacbook Proを持ち歩く私ですが、難点が1つ。
Appleが公表しているバッテリー時間がほぼ当てにならず、外で利用しているとみるみるバッテリーが減っていくことです。
公称では「最大10時間のワイヤレスインターネット閲覧」が可能とのことですが、体感では5時間ぐらいな気がします。
(5時間すら持ってない気がします)
しかし、付属の純正充電器と充電ケーブルを持ち運ぶには絶妙に大きく、重い。
せっかくスタイリッシュなMacbookProが台無しに...!!
軽くて小さい充電器ないのかな〜
そんな思いを抱えて、ついに見つけました!
充電スピードを落とすことなく、純正の充電器やケーブルよりも小さくて軽い充電器を。
今回は、
- 充電器/ケーブルを選ぶ際のポイント
- 充電器のおすすめ4つ
- 充電ケーブルのおすすめ3つ
をご紹介致します。
- 紹介する充電器とケーブルの対応・対象のMacbook/Air/Proはこちら!
- 充電器とケーブルの選び方!そもそもUSB-Cって何?
- USB-C充電器/ケーブルの選び方
- 新型Macbook/Air/Proを急速充電!充電器のおすすめ4選
- 新型Macbook/Air/Proを急速充電!ケーブルのおすすめ3選
- まとめ:Macbook/Air/Proの充電器とケーブル選びは対応ワット数とPD対応を確認!
紹介する充電器とケーブルの対応・対象のMacbook/Air/Proはこちら!
Appleが出しているパソコンには大きく2種類の充電パターンがあります。
iPhoneでいうと、以前は左側の口の広いタイプでしたが、今は右側のLightningケーブルが採用されています。
同じく、Appleが出しているMac系のパソコンも多く2つの充電器のタイプに分かれます。
・USB-C(最近のmacに多い)
・Magsafe(以前のmacに多い)
USB-C充電型
・MacBook Pro (2016 年以降に発売されたモデル)
・MacBook Air (2018 年に発売されたモデル)
・iMac (2017 年以降に発売されたモデル)
・iMac Pro (全モデル)
・Mac mini (2018 年に発売されたモデル)
・Macbook
Magsafe型
上記以外のPCは基本的にはMagsafeが採用されています。
Magsafeにも第1世代と第2世代がありますが、最近のmacは全てUSB-Cが主流となっているため、あまり気にする必要はないかと思います。
充電器とケーブルの選び方!そもそもUSB-Cって何?
Appleが初めてUSB-Cを採用すると発表した時、世界中で批判が起こりました。
特に批判が大きくなった理由の1つとしては、当時主流だった(現在でもUSBメモリなどでは主流)USB-Bポートを全て無くして、USB-Cへ移行することを発表したからです。
当時主流だったUSB-Bタイプを廃止し、USB-Cに完全移行したAppleですが、そこにはUSB-Cタイプの多くのメリットがあります。
USB-Cとは
突然Appleが完全採用したUSB-Cですが、USB-Cにはたくさんのメリットがあります。
・充電速度が高速化(PD)
・転送速度の高速化(最大20倍)
・1つで多用途
・シンメトリー
・ホスト側・デバイス側が同様
上記のような機能的メリットも大きいですが、さらに大きいのはデバイスの小型化・薄型化を実現することができることです。
1つのポートで複数の用途を担保できれば、不要な部品を減らすことができます。
またHDMIや特にVGAといった映像出力ポートはPCの厚みを増す要因となっていました。
それらをUSB-Cへ一元化できることは、洗練されたデザインを好むAppleにとってはまさに夢のようなポートだったことが想像できます。
充電速度が高速化(PD)
USB-Cの最大の特徴が、『USB Power Delivery』に対応していることです。
これまで主流だったUSB-AやBタイプでは、スマートフォンなどの小型デバイスを充電する程度の電力供給が限界でした。
しかし、USB-Cでは最大100Wの電力を供給できるようになりました。
つまり、これまでとほぼ同様のサイズで、バッテリーサイズの大きいパソコンなども充電することが可能となりました。
転送速度の高速化(最大20倍)
USB-Cでは、次世代転送企画USB3.1にも対応しています。
これがどれくらいのものかというと、1つ前の世代のUSB2.0よりも最大20倍もデータ転送速度が早くなっています。
1GBのデータなら約0.9秒で転送が可能となりました。
デバイスの進化によるデータ容量の拡大に伴い、転送速度が従来のものでは満足いくものではなくなっていました。
それらも、USB-Cの導入によって解決されました。
1つで多用途
これまでUSBは電源共有やデータ転送などの用途に限られていました。
しかし、USB-C(USB3.1)では、USB企画以外の信号も流せるオルタネートモードを利用することができます。
これの最大のメリットは、USB-CケーブルでHDMI信号を流し、映像と音声を出力することができることです。
またMacの一部に搭載されている『Thunderbolt3』であれば、高速通信規格も利用できるため、USB3.1の4倍の速さ(USB2.0の80倍)を実現することも可能です。
シンメトリー
USB-Cではコネクト部分がシンメトリーなデザインとなっており、上下左右がありません。
USBメモリをパソコンに刺す際に、毎回上下を確認するなどの手間が省けます。
ホスト側・デバイス側が同様
USB-Cのケーブルには、ホスト側もデバイス側も違いがありません。
これは上記のシンメトリーにも共通する部分でもありますが、コネクタ形状が同じため、1つのケーブルで多用途に利用できます。
USB-C充電器/ケーブルの選び方
ここまでは機能的な紹介でしたが、ここからは実際にUSB-C充電器/ケーブルを選ぶ際のチェックポイントを紹介します。
* PD対応か
* 出力や大きさ/重さ
* 転送速度と長さ
まずは『USB Power Delivery』対応かどうかです。
これに対応しているかどうかで、全く充電速度が変わります。
次に充電器本体の出力や大きさ/重さです。
純正タイプ充電器スペック | 61W(13inch用) | 87W(15inch用) |
---|---|---|
大きさ | 75 x 75 x 30mm | 80 x 80 x 30mm |
重さ | 192g | 296g |
純正の充電器は、13インチタイプのMacに付いてくる61Wタイプのもので192g、15インチタイプに付いてくる87Wタイプは296gです。
ちなみに296gとは、iPhone8が2台分の重さです。
最後にケーブルに関連しますが、転送速度とケーブルの長さです。
せっかく本体がよくても、ケーブルの性能制限によって最大限のパワーを発揮できない場合もあります。
新型Macbook/Air/Proを急速充電!充電器のおすすめ4選
商品名 | RAVPower RP-PC112 | RAVPower RP-PC105 | Anker PowerPort Speed 1 PD 60 | Satechi 75W デュアル Type-Cトラベルチャージャー 2 |
---|---|---|---|---|
最大出力 | 61W | 61W | 60W | 75W |
PD対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
サイズ | 49×49×32mm | 65×65×31mm | 64×64×29mm | 103×72×23mm |
重さ | 105g | 151g | 157g | 224g |
ポート数 | USB-C×1 | USB-C×1, USB-A×1 | USB-C×1 | USB-C×2,USB-A×2 |
まずは急速充電が可能で、純正充電器よりも小さく軽いおすすめ充電器を紹介します。
RAVPower RP-PC112
・最大出力 :61W
・PD対応 :○
・重さ :105g
・サイズ :49×49×32mm
・ポート数 :USB-C×1
まずは世界最小最軽量の充電器。
純正タイプの約半分の重さですが、性能は全く同じ。
悩んだらまずはこれを買っておけば間違いなしの1品です。
RAVPower RP-PC105
・最大出力 :61W
・PD対応 :○
・重さ :151g
・サイズ :65×65×31mm
・ポート数 :USB-C×1, USB-A×1
こちらはUSB-CとUSB-Aが1つずつ付いている充電器です。
パソコンとiPhoneを1つで同時に充電したいときなどにおすすめで、特に旅行や出張の際には重宝します。
Anker PowerPort Speed 1 PD 60
・最大出力 :60W
・PD対応 :○
・重さ :157g
・サイズ :64×64×29mm
・ポート数 :USB-C×1
上記2つに比べると若干スペックは落ちますが、Amazonでは殿堂入りするぐらい人気のAnkerシリーズです。
高性能・高品質と言えばAnkerというぐらい、ブランドが確立されています。
Satechi 75W デュアル Type-Cトラベルチャージャー 2
・最大出力 :75W
・PD対応 :○
・重さ :224g
・サイズ :103×72×23mm
・ポート数 :USB-C×2,USB-A×2
こちらは15インチのmacを持っている方や、複数台のデバイスを持ち歩く人にオススメしたい商品です。
ポートはUSB-C×2,USB-A×2の計4つで、最大出力も75Wとパワフルなスペックとなっています。
新型Macbook/Air/Proを急速充電!ケーブルのおすすめ3選
商品名 | Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル | CHOETECH USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル | Kaweno USB-C & USB-C ケーブル |
---|---|---|---|
PD対応 | ○ | ○ | ○ |
長さ | 0.5m | 0.7m | 2m |
最大出力 | 100W | 100W | 100W |
転送速度 | 40Gbps | 40Gbps | 10Gbps |
充電器に合わせて、オススメのケーブルを3つ紹介します。
ケーブルでは特にPD対応かと転送速度に注意して選んでいきましょう。
Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル
・PD対応 :○
・長さ :0.5m
・最大出力 :100W
・転送速度 :40Gbps
まずはAmazonでは殿堂入りを果たしている「Anker」ブランドです。
長さが0.5mと短いのが難点ですが、PD対応の最大出力100W、転送速度も40Gbpsと文句なしです。
CHOETECH USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル
・PD対応 :○
・長さ :0.7m
・最大出力 :100W
・転送速度 :40Gbps
こちらはAnker商品とスペックは同じく、長さが0.7mと0.2m長いものとなっています。
またちょっとした工夫ではありますが、コードにはThunderboltマークが描かれており、他のコードとの見分けもしやすくなっております。
Kaweno USB-C & USB-C ケーブル
・PD対応 :○
・長さ :2m
・最大出力 :100W
・転送速度 :10Gbps
最後は2mのロングケーブルをご紹介。
スペックは落とさず、ケーブルにはナイロンが使われているため耐久性も非常に高いものとなっています。
まとめ:Macbook/Air/Proの充電器とケーブル選びは対応ワット数とPD対応を確認!
純正のMacbook/Air/Pro用の充電器は高速充電できますが、持ち運ぶには重いですしちょっと大きい...
今回紹介した充電器と充電ケーブルは、純正の充電器に劣らない充電スピードを備えつつ、とても軽くなっています。
フリーランスの方や、外でお仕事やネットサーフィンをすることが多い人は、ぜひ購入を検討してみて下さい。
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